メディアミックス&ソフトノミックス
Mediamix & Softnomics logo
会社概要
事業領域
在宅ワークとSOHO
トランスクライバーの歴史
採用情報
キャリア・デベロップメント
スタッフ体験談
ディクテの仕事場
制作スタッフ
Career Development
体験談

 トランスクライバーとしてお仕事をいただくようになってから丸七年。始めのころは、幼稚園の次男に「お母さん、なんで仕事なんかするの?やめてよ」と幾度となく泣かれ、切なく思ったものです。その子が、今は反抗期の真っ只中。親なんて、メシとカネさえ出してくれればいいと言わんばかり。まとわりつかれたあのころが花だったなあと、懐かしく思い出されます。
 そのころ「ライター」という仕事は、私にはまったく無縁の存在でした。自分がライターとしてお仕事をいただくようになろうとは、思いも寄らないことでした。
 それが一年半ほど前、「スタッフの中からライターを募集する」とのお話が本局からあり、駄目でもともと、仕事というより勉強のつもりでやらせていただきたいと、恐る恐る手を挙げました。
 そのときの佐藤社長のお話では、「一人前のライターになるのに五年かかる」ということでした。人が五年かかるなら、何でも人の倍時間のかかる私は、十年かかると思えばいい。十年で一人前になれるなら、十年間じっくり時間をかけて勉強していきたいと思いました。
 今はまだ右も左もわからない初心者ですが、少しずつライティングのお仕事をいただいています。実践で学ぶ機会をいただけることを幸せに思います。
 先輩ライターの適切なアドバイスや温かい励ましにも、ずいぶん助けていただきました。皆さん有能でバイタリティーに溢れ、心が広く温かく、頭が下がります。
 ライターとトランスクライバーを兼務する上で問題なのは納期です。どちらの仕事も時間に追われる作業です。それでも私は半人前なのを盾に取って、納期に余裕のないときは本局にわがままを言い、仕事量を減らしていただくなど、ご配慮いただいています。
 仕事というのは、それを担う人間の人柄や性格がよく現れるものだなと感じることがあります。ましてトランスクライバーやライターは、納品した原稿を通してのみ、自分の人格が判断される気がして、身の縮む思いをすることが少なくありません。自分が未熟であることは隠しようもありませんが、せめて誠意を尽くして原稿を仕上げることが、最低限私のなすべきことと思って、日々パソコンに向かっています。

page back
Copyrights(c)Mediamix & Softnomics Co., LTD. All rights reserved.